開催終了

3D China Biz Summit
バーチャル展示会&セミナー&交流会
『中国ビジネス最前線-注目セクターの今と新潮流を知る-』


※お申し込みフォームはページ下部にあります。

セミナーについて

私達は「経済情報で、世界を変える」というミッションのもと、「中国の今」をSPEEDAを通じて提供することにより、 中国市場で戦うビジネスパーソンの皆様の意思決定を、情報面でご支援しております。

今回は、3D China Biz Summitとして2日間にわたり、バーチャル展示会とウェビナーを開催いたします。

今回のサミットでは、皆様からのご要望が高かった分野を中心に、10分野のセッションを企画いたしました。 それぞれの分野の専門家をお迎えしておりますので、ぜひご期待ください。

バーチャル展示会ではSPEEDA、Alibaba Cloud、IGPIの3社が3Dブースを出展しますので、ぜひお立ち寄りください。

また、SPEEDAのご契約ユーザー様には、懇親会もご用意しております。
ぜひ本セミナーを通して、今後の攻めの中国事業戦略について考える機会となれば幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

*内容は変更になる場合もございます。予めご了承ください。

こんな方におすすめ

  • 中国日系企業の総経理および経営戦略/企画を担当されている管理職の方
  • 中国で事業開発を担当されている方
  • 中国でマーケティングを担当されている方
  • 日本で中国事業の開発を担当されている方
  • 中国企業との事業・投資提携を担当されている方

セミナーの特徴

  • 都合に合わせて出入り自由
  • 気になるセッションだけ参加も可能
  • リアルタイムにコメントを交わせるLIVE空間
  • 当日参加頂けない場合は、アーカイブをご案内致します※参加お申込み必要

セミナー概要
-1日目-

  • 2020年8月26日(水)
    10:00~18:15(中国時間)
    11:00~19:15(日本時間)
  • 無料

タイムテーブル

10:00~11:00(CN)
11:00~12:00(JP)

第1部:政治経済セッション

『激変する日中ビジネス環境〜鳥の目からのアプローチ』

株式会社日中産業研究院 松野 豊 氏 × チーフアジアエコノミスト 川端 隆史


本セッションでは、前回のセミナーで「全人代2020」の解説を行っていただいた松野氏に、ベースとなる基礎知識と直近のアップデートについて解説いただきます。 本サミットの各業界セクターのセッションに入る前に、中国でのビジネスを捉える鳥の目の視点と思考をご紹介頂きます。
川端のショート講演では、中国企業の東南アジア進出の状況からみえる日中ビジネスへのインパクトを探ります。「新常態」を迎えた中国企業は、さらなる成長の源泉をもとめてグローバル化に舵を切りつつあります。 巨大IT企業はもちろんのこと、自動車や家電等の製造業、不動産や建設、消費財などの企業が、新たな市場や生産地を獲得するため、東南アジアなど新興国へ急展開しています。 こうした動きは、日本企業の視点からは、サプライチェーンをはじめ、日中を軸にアジア広域という視点から新たな戦略をもって対応する必要があります。
11:15~12:00(CN)
12:15~13:00(JP)

第2部:テクノロジーセッション

『中国の技術力の変遷と、技術大国化と技術摩擦』

丸紅(中国)有限公司 鈴木 貴元 氏


米国とテクノロジーで世界をけん引するようになったと言われる中国。その総合的な実力はまだ米国に及ばないと 言われる一方、習近平政権に入ってからのプレゼンスは日本や西欧をしのぐ。通信やAIといった経済をけん引・変革する デジタルの部分に強みを持ち、中国の起業を加速。多くのユニコーンやBATを生んだ。昨今新型コロナの流行の影響も あり、米中摩擦が米国同盟対中国という様相を見せてくる中、企業はどう中国のテクノロジーとかかわっていけばよいのか。 中国テクノロジーの背景にある経済情勢、中国政府・地方政府の認識、国際情勢を交えて解説します。
13:30~14:30(CN)
14:30~15:30(JP)

第3部:経営戦略セッション

『 ポストコロナ時代に求められるコーポレート・トランスフォーメーション-
中国市場における日系企業の戦い方-』

株式会社 経営共創基盤 (IGPI) 村岡 隆史 氏 × IGPI上海 小林 輝亮 氏


バブル崩壊、アジア通貨危機、リーマン・ショック。これまで様々な危機はあれども、ここ数十年、「グローバル化」と「デジタル化」の流れは、変わることがありませんでした。しかし、今回のコロナショックと中米貿易摩擦は、歴史的なターニングポイントとなる可能性を秘めています。 少なくとも当面、グローバル化にブレーキがかかり、市場の分断が進むことは避けられません。一方、デジタル化の波はとどまることなく、加速していくでしょう。 変化の時代を生き抜くために、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の大切さが叫ばれています。 しかし、日本企業の平成30年間は、デジタル化に立ち遅れ、世界市場でプレゼンスを失う歴史の連続でした。日本企業は今度こそDXを実現できるのか? そのカギは、会社のあり方を根底から見直す、CX(コーポレート・トランスフォーメーション)が握っています。日本企業の強みである「漸進的イノベーション」を活かしつつ、新領域の「探索」を進める「両利きの経営」が求められているのです。 中国では、世界に先駆け「アフター・デジタル」の世界が進行しています。「世界の工場」から「世界最大の市場」へと、市場の位置付けも変容しました。 こうした時代だからこそ、現地法人が情報を発信し、本社との認識ギャップを埋め、中国市場との向き合い方、リスク管理のあり方を明確化することが肝要です。
14:45~15:45(CN)
15:45~16:45(JP)

第4部:マーケティングセッション

『中華圏マーケティングにおける新たなビジネスチャンス(仮)』

ベクトルチャイナ 板屋 美幸 氏 × 青山 岳示 氏 × 保池 百合 氏 × ベクトル台湾 木下 研生 氏


コロナ禍からいち早く回復した中華圏は、その封じ込め対策によるステイホーム期間を経て、市場や流通、消費習慣にまで変化が起こっています。 一方、海外の移動制限はまだ回復されない状況下でも、最近の調査では日本は最も行きたい旅行先として中華圏の多くの人々から支持され、日本の製品や旅行コンテンツはいまだ変わらぬ人気を誇っています。 今回のセッションでは、「人」と「物」と「情報」の流通が変化したアフターコロナの中華圏マーケットにおいて、日系企業にとって何がチャンスか、そして次のアクションをどう起こすべきかを、上海、東京、台湾を結んで、トークセッション形式で展開します。
16:15~17:00(CN)
17:15~18:00(JP)

第5部:M&Aセッション

『日系企業の中国投資の目的の変化-日系企業の対応とその課題』

PwC普华永道中天会計士事務所 久保 庄太 氏


1972年の日中国交正常化以降、日系企業の対中投資は途中の紆余曲折はあったものの一貫して増加傾向にあった。 当初は、安価な人件費及び製造拠点としての投資が中心であったが、中国の経済成長に伴い、サプライチェーンの中心としての投資、拡大する市場を目的とした投資に変化してきたのは衆目の一致するところだと思われる。 正確な統計及び調査がないものの、ここ数年、中国におけるM&Aの現場にいる立場からの率直な印象として、明らかに従前のM&Aとは目的が異なる案件が多くみられるようになってきいている。それは、中国の技術、プラットフォームの取得、使用を目的とした投資である。 本セミナーでは、その日系企業の対中投資の目的の変化を解説するとともに、中国への技術投資における日系企業の課題、対応策を実例を含めて検討します。
17:15~18:15(CN)
18:15~19:15(JP)

第6部:SPEEDAセッション

『コンサルタントによる業界リサーチLIVE実演 & リサーチワークショップ』

コンサルティングサービスチームマネジャー 大鹿 琢也


本セッションでは、実際にSPEEDAのコンサルタントが産業調査を実演しながら、SPEEDA活用のコツや機能をご紹介します。 「スマートシティ」を題材に、産業発展の背景や業界概況、参入プレイヤーの取り組みなどを含めたリサーチプロセスをご覧いただけます。 普段のリサーチ案件やレポート業務において、どのようにSPEEDAを活かせるかを知っていただける機会となっております。
18:15(CN)
19:15(JP)

終了

*内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
*CNは中国時間、JPは日本時間です。お間違えのないようご注意ください。

26日(水)登壇者

安斉 朱晃

ユーザベース チャイナ 大中華地区総経理/Head of Revenue Asia

2017年に株式会社ユーザベースへ参画し、香港からSPEEDA東アジア圏の営業とマーケティングを担当。2019年からはSPEEDAの中国事業の営業立ち上げを行い、SPEEDAの海外事業の営業&マーケティング責任者に着任。ユーザベース参画以前は、楽天株式会社にて、食品EC部門の近畿エリア責任者として広告販促とマーケティングに従事。

松野 豊 氏

株式会社日中産業研究院 代表取締役(院長) 兼 清華大学中国現代国有企業研究院特別招聘専門家 兼 上海交通大学日本研究センター客員研究員 兼 維度智華管理顧問(北京)有限公司 高級経営顧問

1981年 株式会社野村総合研究所入社。環境問題、企業の技術戦略、経営システム等の調査・コンサルに従事。経営情報コンサルティング部長を経て、2002年に野村総研(上海)諮詢有限公司設立、初代総経理(社長)に就任。 2005年にコンサルティングプロジェクト統括部長。2007年に清華大学・野村総研中国研究センターを設立、初代理事・副センター長に就任(中国駐在14年)。 2018年に株式会社日中産業研究院を設立 代表取締役(院長)。現在は、中国の経済・産業政策、社会問題などの分析・研究と、中国企業の対日アクセス・投資支援、在日中国留学生支援などの事業を手がける。 時事通信社「金融財政ビジネス」の連載や中国メディア(チャイナネット、環球時報、中国経済時報、微信SNS)などで非定期に記事を執筆。京都大学大学院 衛生工学修士課程修了。

川端 隆史

ユーザベース・アジア・パシフィック チーフアジアエコノミスト SPEEDA/NewsPicks/INITIAL編集部

外務省(1999ー2010年、国際情報統括官組織、在マレーシア日本国大使館等)、SMBC日興証券(2010-2015年、金融経済調査部等)を経て、2015年、NewsPicks編集部に参画。2016年からユーザベースのシンガポール拠点。ユーザベースのSPEEDA、INITIAL、NewsPicksで「スマートシティ」や「東南アジアスタートアップ」等のレポート、NewsPicksではアジアの国際ビジネス等の記事を執筆。共著書に「東南アジア文化辞典」等。東京外国語大学共同研究員、同志社大学委嘱研究員を兼務。栃木県出身、東京外国語大学卒。注力分野はアジアのマクロ政治経済、新興国企業の多国籍化等。

鈴木 貴元 氏

丸紅(中国)有限公司 経済調査総監

1992年早稲田大学、2002年早稲田大学大学院、2020年北京大学経済学院EMBA修了。銀行系シンクタンク、日本経済研究センター、Institute of Southeast Asian Studies(シンガポール)等を経て、2013年、丸紅株式会社入社、2015年、Center for Strategic and International Studies出向(米国・ワシントンDC)出向。2016年7月より丸紅(中国)有限公司経済調査総監。

村岡 隆史 氏

株式会社 経営共創基盤 (IGPI) 代表取締役マネージングディレクター

三和銀行にて、プロジェクトファイナンス業務、M&A業務に従事。モルガンスタンレー証券で投資銀行業務に従事した後、産業再生機構に参画。三井鉱山、ミサワホーム、ミヤノ、ダイエー等の案件を統括IGPI設立後は、東京電力等数多くの事業再生に関わる他、中国・アジア諸国でのM&A・投資、成長戦略立案プロジェクトを多数統括、ぴあとの資本事業提携等も担当。金融庁参与、INCJ社外取締役、新日本工機社外取締役、池貝社外取締役。東京大学農学部卒、UCLA 経営学修士(MBA)

小林 輝亮 氏

IGPI上海 高級経理

大手地方銀行を経て、金融リサーチ会社のエクイティ・アナリストとして、金融、サービス、製造業などの調査・分析業務や、海外経済の分析業務を担当。IGPI参画後は、卸売業や製造業などの事業再生案件に携わったほか、M&Aアドバイザリー業務などに従事。2018年から上海に駐在し、主に製造業の事業開発、新規事業参入、構造改革、事業再生等のプロジェクトに携わる。早稲田大学第一文学部中国語学・文学専修卒、シンガポール国立大学経営学修士(MBA)、米国公認会計士、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。大学及び大学院在学中に、復旦大学、大連外国語大学などへの留学経験あり。

板屋 美幸 氏

ベクトルチャイナ董事・総経理 ベクトル中華圏統括 ベクトルグループインターナショナル董事・総経理

1997年日中友好協会公費留学生として上海へ留学、2005年PR会社を起業した後、2011年にベクトルグループへ参画、中国総経理に就任。中国23年の知見と経験を基づいた、中国のメディアとマーケットに最適なブランドコミュニケーション提案が強み。数多くの在中日系企業のマーケティングPRやブランディングのコンサルを担当。マーケティング戦略やSNSプロモーション、リスク管理などのセミナー経験多数。

青山 岳示 氏

ベクトルチャイナ 副総経理

日本で広告代理店、PR会社を経て、2013年にベクトル入社。2014年よりベクトルタイ法人の立ち上げと共に責任者として現地に赴任。4年間の駐在を経て、2018年より中国上海に拠点を移す。日系企業を中心に、マーケティング領域の戦略立案、PR・コミュニケーション施策の実行、改善提案等のサービスを提供する他、官公庁公示案件の事業請負、プロジェクト管理まで、幅広い業務を担当。

木下 研生 氏

ベクトル台湾 総経理

リクルートで営業職を経て、2011年ベクトル社へ入社。北京にて3年の中国マーケティング業務を経て、2014年から台湾で総経理に就任、これまでに日系企業の海外マーケティングを450社以上支援。中華圏のマネジメント・マーケティング戦略を得意とし、クライアント企業は多いところで売上20倍にアップ。アジアで人気のラーメン店の台北進出の際は、「250時間連続行列」でギネスブックに載る前人未到の記録を達成。海外で日系企業がマーケティングで成功できるサポート業務に従事している。

保池 百合 氏

ベクトルチャイナ 営業総監

在日華僑。2006年北京へ留学、北京对外贸易大学本科を卒業後、メーカーで中国市場マーケティング担当を経て、2017年にベクトル入社。中国語が堪能な上、中国人目線のコンテクスト設計やPR戦略を得意とする。ToC、ToBどちらの領域の業務経験も豊富な中国エキスパート。

久保 庄太 氏

普华永道中天会計士事務所 LLP(上海)/ Deals JBD Market Leader  

米国系林産資源企業でキャリアをスタートさせたのち、米国にて欧州系投資銀行に勤務。ECM(Equity Capital Market) 部門に所属し、エクイティファイナンス、仕組み債の組成等、企業の資金調達に関する業務、M&Aの支援業務に従事する。2004年よりコンサルティング業界に参画し、企業再生、M&Aを専門分野とする。私的整理、法的整理、RCCスキーム、産業再生機構関与案件等の企業再生に関するアドバイザリー業務を中心に担当。企業再生のコンサルティングを行う中で、一歩進みM&A、資金調達、組織再編、業務改革等、広い意味での企業変革を起こすコンサルティングの経験を有する。公共交通機関、食品製造業、化学薬品製造業、電子部品製造業、自動車関連、商社・流通業、金融業、ホテル・レストラン業、ゴルフ場、建設業、その他製造業など多岐にわたる業界のプロジェクトを担当している。2015年PwCに参画。2019年より上海事務所勤務。

大鹿 琢也

ユーザベース SPEEDA Asia コンサルティングサービスチームマネジャー 兼 中華圏担当コンサルタント

2013年、ユーザベースに参画。入社以来、SPEEDA事業にてコンサルタントとして、情報収集・調査業務に従事。2015年、ユーザベースの香港拠点へ出向。中華圏の金融機関・コンサルティング・アドバイザリーファーム・事業会社の顧客に対し、SPEEDAを活用した情報収集の導入を支援。また各社の戦略立案・事業計画立案に必要な調査業務の支援、SPEEDAの機能・コンテンツ開発のプロジェクトリードなどに従事。2018年から現在まで、SPEEDA Asia事業にて、コンサルティングサービスチームを統括。

Shu En(司会)

ユーザベース チャイナ/InsideSales & Marketing Manager

2019年にユーザベースへ参画し、中華圏のインサイドセールスとマーケティングを担当。WeChatグループ『SPEEDA Fans』のコミュニティ運営をはじめ、SPEEDAの各種セミナーや大型イベントの企画運営を担当。中国でインサイドセールスの取り組みを立ち上げ、SPEEDAを初めて知る方々やイベントに参加くださった方々とのコミュニケーションを積極的に展開中。お手紙、お電話、ZOOM、WeChatなど様々なツールを駆使して皆様との接点を拡大・深耕しています。日中英の3言語を話せるトリリンガル。

*登壇順にて表記

セミナー概要
-2日目-

  • 2020年8月27日(木)
    9:30~15:30(中国時間)
    11:00~16:30(日本時間)
  • 無料

タイムテーブル

9:30~10:30(CN)
10:30~11:30(JP)

第7部:QUARTZセッション

『アフターデジタル2.01 誤解だらけの「中国進出」〜進化し続ける中国で、負けない「価値」を提供する方法〜』

株式会社ビービット 藤井 保文 氏 × QUARTZ 年吉 聡太


DXが猛烈な勢いで社会実装されている中国。"よそ者"がこの国で真に成功を収めるためには、あらゆるレイヤーにおいて「中国に何をもたらせるのか」が問われます。現在進行形で進化し続ける「デジタルチャイナ」を現場から伝え、ベストセラーとなった『アフターデジタル』、そして2020年7月の刊行以来、話題を呼んでいる『アフターデジタル2』の著者をお迎えしてお届けする本セッション。米国発のグローバル経済メディアで、2019年に日本版ニュースレターもスタートさせた『QUARTZ(クオーツ)』のモデレーションのもと、中国において自らの価値を高めることに成功したグローバル企業のケースをはじめ、ただの手法論だけに終わらない、本当の中国進出のありかたを共有していただきます。
11:15~12:00(CN)
12:15~13:00(JP)

第8部:中国美容セッション

『中国化粧品市場の新戦略 BtoB卸販売によるブランド認知獲得』

一般社団法人日本美粧協会 粟田 翔太 氏


中国の展開方法は越境ECやインバウンドが注目されていますが、越境ECは国内ECの187分の1という激戦市場であること、インバウンドでは消費者の需要が変化したことから、人気ブランド以外は大きな成功をおさめることが難しくなってきています。これからの中国展開は、越境ECやインバウンドではなく、一般貿易を通じて中国国内の集客力・販売力があるKOS(=Key Opinion Shop)に商品取り扱ってもらい、BtoC戦略と両軸で実行することが重要です。KOSに商品を卸す方法やブランド認知拡大のための戦略など、BtoB卸販売を通じて「売るためのプロモーションではなく、売ることがプロモーション」という中国展開の新戦略についてお伝えします。
13:00~14:00(CN)
14:00~15:00(JP)

第9部:サイバーセキュリティセッション

『もはや対岸の火事ではない!中国サイバーセキュリティ最新動向
-中国進出企業&日本企業必見、ハッカー攻撃の傾向と政府の対策動向-』

Alibaba Cloud Japan 大和田 健人 氏


独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)による国内のサイバーセキュリティに関する報告書によると、バリューチェーンの脆弱性を悪用が日本におけるサイバーセキュリティ上の脅威として挙げられており、 日本と中国との経済的な結びつきが密接になるにつれ、バリューチェーンを悪用した脅威は日増しに高まるばかりです。 また、中国インターネット応急センター(国家互联网应急中心)のレポートでは、中国国内におけるサイバーセキュリティのリスクの高まりは中国政府も懸念しており、 中国進出日本企業を含む民間企業も中国サイバーセキュリティ法に準拠した情報管理体制への管理監督の強化が指摘されています。 もはや中国におけるサイバーセキュリティ動向は対岸の火事ではなく、最新情報のキャッチアップは中国進出日経企業や中国と取引のある企業のみならず、日本企業全体にとって必要なアクションとなっています。 本セミナーでは、中国インターネット応急センターのレポートを中心に中国の最新のサイバーセキュリティトレンドをご共有させていただきます。
14:30~15:30(CN)
15:30~16:30(JP)

第10部:自動車セッション

『中国がグローバル市場に与えるインパクト -欧米プレーヤーの中国市場攻略と新潮流を捉える-』

自動車ジャーナリスト 川端 由美 氏× 中華圏担当アナリスト 王 思文


2020年7月、とうとうテスラが時価総額でトヨタを抜いた。実は、自動車産業における変革は、リーマンショックの直後から始まっており、4年前にダイムラーがCASEという言葉を使い始めた段階で顕著化した。ここにきて、トヨタがMaaS開発に乗り出したり、フォルクスワーゲンやGMが電動化に大きく舵を切るなど、さらに加速した印象だ。このようなグローバルで起きている自動車産業の変革を後押ししているのが、中国における巨大な市場と巨大な投資の存在だ。その中でも、ドイツの自動車産業は急速に中国との連携を強めている。ドイツ車メーカーによる中国市場への進出にとどまらず、研究開発の連携や、大手部品メーカーによる中国車メーカーや中国EVスタートアップへの技術の提供はもちろん、欧米から中国自動車産業への人材の流入も著しい。中国でのシェアでトップを誇るフォルクスワーゲンに加えて、GMにとっても、今や、中国市場は本国アメリカと肩を並べる規模に成長している。さらに、ここにきて欧米の自動車産業が急速に電動化に舵を切るにあたって、中国の強みである電池産業の活用は次世代モビリティ開発の鍵となりつつある。中国という大きな市場と資本を得て、グローバルで自動車産業の転換が加速している。その動きの背景にある各国・各メーカーの思惑を紐解く。
15:30(CN)
16:30(JP)

終了

18:00~19:00(CN)
19:00~20:00(JP)

SPEEDAコミュニティ会 ~オンライン懇親会~

*内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
*CNは中国時間、JPは日本時間です。お間違えのないようご注意ください。

27日(木)登壇者

藤井 保文 氏

株式会社ビービット 東アジア営業責任者

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府修士課程修了。2011年ビービット入社。2017年から上海支社に勤務。2019年3月に「アフターデジタル−オフラインのない時代に生き残る」を出版し、世耕元経済産業大臣をはじめ各界著名人からの推薦を頂いている。続編となる「アフターデジタル2UXと自由」は2020年7月29日の発売直後からシリーズ累計13万部を突破するベストセラーとなっている。

年吉 聡太

QUARTZ JAPAN編集長

1979年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ライフスタイル情報誌などの雑誌編集に携わったのち、2008年にブランディングサイト「X BRAND by Yahoo! JAPAN」立ち上げに参加。「ライフハッカー[日本版]」をはじめとするデジタルメディアの編集長を経験。2014年コンデナスト・ジャパンに入社し、『WIRED』日本版元副編集長を務める(〜17年)。2020年1月より現職。

粟田 翔太 氏

一般社団法人日本美粧協会 理事

大学卒業後、IT企業にて法人営業を3年経験。会計事務所を経て、都市開発のマネジメント会社にて役員に就任。2013年に起業し、東京と北京を拠点にアパレルEC事業や日本企業の中国進出やPR支援などを行う。2016年に事業譲渡した後、日本と中国双方で様々な事業やプロジェクトの⽴ち上げに携わる。2019年に⽇本美粧協会の理事に就任し、日本の化粧品ブランドの中国展開の支援事業を展開。

大和田 健人 氏

Alibaba Cloud Japan シニアリサーチャー

日本の家電メーカーにて家庭用ゲーム機の中国進出事業担当者として2003年より約10年間に渡り中華圏に駐在、マーケティング、渉外、新規事業開発に従事。法律改正のロビー活動が成功し、家庭用ゲーム機販売許可の内諾を見届け退社し、2014年にインドネシアに移住。モバイルゲーム配信事業を立ち上げる。2019年よりアリババクラウドの日本におけるリサーチャーとしても活動し、日本・中国・東南アジアにおけるテクノロジートレンド、インサイトを発信中。

王 思文

ユーザベース SPEEDA Asia アナリストチーム 中華圏担当アナリスト

上海外国語大学 国際貿易・経済(日本語)卒業後、Deloitte China で日本企業の監査を担当したのち、2016年にユーザベース入社。中華圏担当アナリストとして、「自動車・産業用ゴム製品産業レポート」、「中国再生可能エネルギー補助策」、「中国電力小売自由化の進展状況と今後の見通し」等のレポートの執筆ならびにBATHの企業プロファイリングなど、数々のオリジナルコンテンツを作成。2019年に中国公認会計士を取得。

川端 由美 氏

自動車ジャーナリスト

住友電気工業にて、デザイン・エンジニアとして研究・開発に携わる。二玄社にて、自動車雑誌『NAVI』の編集記者となる。その後、『カーグラフィック』編集部に転属。ローランド・ベルガーにて、イノベーション・ダイレクターに就任。ジャーナリストと兼業しつつ、グローバルにおける最新テクノロジーの知見を礎にモビリティ以外の分野も含め、幅広い分野でイノベーション推進に取り組む。現在、同社アドバイザー。ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー/グリーンカー・エキスパート。インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー選考員-FCCJ(日本外国特派員協会)レギュラーメンバー。自動車のエコロジーとテクノロジーを中心に追う。内閣官房・構成員、国交省・有識者委員(都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会(MaaS懇談会)ほか)、警察庁・有識者委員、内閣府・構成員、環境省有識者委員、国土交通省独法評価委員会委員などを歴任。群馬大学工学修士。

舟橋 純

ユーザベース チャイナ/Sales Manager

2019年にユーザベースへ参画し、中華圏の営業とマーケティングを担当。中華圏の日系事業会社様に対して、SPEEDAを活用した情報収集を支援。また『China Biz Summit』等のオンラインセミナーの企画運営を担当。現在は中国におけるセールス組織の仕組み化に奮闘中。ユーザベース参画以前は、株式会社キーエンスにて、製造業のお客様に対してFA機器のコンサルティングセールスに従事。

*登壇順にて表記

バーチャル展示会

展示ブース

今回のSummitでは、展示ロビーにて『SPEEDA』『IGPI』『Alibaba Cloud』の3社がブースを設置しております。ブースでは、サービス紹介資料やビデオの閲覧ができる他、「コンタクト機能」から、ミーティングの設定やメッセージを残すことも可能です。ぜひこの機会にお気軽にコンタクトいただき、参加者の皆様と出展ご担当者との交流の場としてもご活用ください。

個人情報の取り扱いについて

申込時にご記入いただくアンケートに含まれる個人情報については、イベントを主催する親会社のユーザベースおよびUzabase China Limited、Uzabase Asia Pacific、Uzabase China、株式会社 経営共創基盤、アリババ株式会社が以下の個人情報保護方針にもとづき管理いたします。
・株式会社ユーザベース プライバシーポリシー
https://www.uzabase.com/jp/privacy/
・株式会社経営共創基盤 プライバシーポリシー
https://www.igpi.co.jp/privacy_policy
・アリババ株式会社 プライバシーポリシー
https://www.alibaba.co.jp/privacy/
※株式会社ユーザベースに関しては、個人情報保護方針2.個人情報の利用目的に、下記の項目も含むものとします。
・当社の各種イベント・セミナー等のご案内のため
・当社の取扱製品およびサービスのご案内ならびにサポート情報の提供のため
・アンケート等への協力のお願いのため
・当社の事業に関してお問合せいただいた内容に回答するため
個人情報に関するお問い合わせ先:privacy@uzabase.com